顔認識システムの使い方はいろいろ

某有名テーマパークの年間パスポートでの入場の際に、カメラによる顔認証を始めた時には「そういう時代になったのか」と感銘を受けました。今はAIの研究・活用もかなり進んできていて、顔は認証だけでなくマーケティングに活用する「顔認識マーケティング」というものが始まっています。

カメラで店内にいるお客の顔から、性別や年齢を自動で判別して、どういった時間のどの様な客層が多いかどうかや、どの商品に興味を示しやすいかだけでなく、買い物をせずに店を出るお客の動き等もデータとして取れる等、かなり得られる情報が多いです。レジ経験者なら機種にもよりますが、購買客の性別や年齢層を打ち込む必要があり、どこに該当するのかとっさに判断出来ず悩んだ経験があると思いますが、こういったシステムなら同一の基準を元に判定するので情報の正確さは高くなりそうです。

ただ、どれだけ有用な情報が多く手に入ろうとも、データは分析・活用してこそ価値があるものです。それをどう生かしていくかが、これから生き残っていける店とそうでない店を分けていくことになるかもしれません。お客側としては、より良い快適なお店が増えていきそうで楽しみです。